【PCの話】古いマザボからASRock Intel Z390 Micro ATX Z390M Pro4へ換装!
2020年01月25日
今使っているパソコンのマザーボードを思い切って交換しました!特に不具合等は無いのでそのままでもよかったのですが、既に7年程前に購入したものだったため、今後のことも考えて換装しました!
■もともとの環境
■購入したもの
■換装の手順
■PSO2ベンチマークで比較
■まとめ
マザボをASRock Intel Z390 Micro ATX Z390M Pro4に、CPUはINTEL Core i5 9400Fをチョイスしました。
直近では電源が壊れてしまい買い替えたり、HDDからSSDへ換装したりとちょくちょく手を入れてはいたのですが、マザーボードまでは変えなくていいかなぁと思ってました。
しかし、電源の時と同じくいきなり壊れてしまうと非常に困るので、思い立ったタイミングで変えてみました。付けたいパーツがつかないとかも今後はありそうだしね(;´Д`)
ということで、簡単に交換手順をご案内!マザボ交換を考えている方の参考になればと思います。
■もともとの環境
●マザーボード
GIGABYTE GA-H61M-USB3-B3 [Rev.2.0]
今まで使っていたのはたしか7年前ぐらいにFRONTERで5万円前後で購入したBTOパソコンです。当時はとりあえずゲームが出来ればいいやぐらいで選んでいたので、マザボなんて気にも留めていませんでしたが、調べてみるとGIGABYTE GA-H61M-USB3-B3 [Rev.2.0]でした。当時はスリムで安価なPC用にはうってつけのものだったみたいですね。
●CPU
Corei5-2400
CPUはCorei5-2400を使っていました。7年前ではまずまずだった気がします。現在のものと比べるとCorei5-2400は第2世代なので第8世代以降と比べると顕著な性能差が見受けられます。
●グラフィックボード
Geforce GTX1650
グラボは以前購入したGeforce GTX1650です。補助電源なし、コンパクトなサイズで収まるものを探していたところ、コスパが良さそうなので購入したものです。とりあえずくっついてゲームが出来ればいいや!と2万円以内の予算で探したのでちょうどよかったのがコチラなんです。
お蔭でPSO2やPUBGを快適に出来ました。その前まではGTX630を使っていましたが、こちらもめちゃめちゃスリムで省電力だったのですが、さすがに昨今のゲーム品質向上について行けなさそうだなと思い買い替えたものです。
●メモリ
DDR3-1600 1.5V CL11(PC3-12800)8GB×2
マザーボードの仕様上、DDR3しか取り付けできなかったため、アマゾンでとりあえず安くて速く届く、保証付きのメモリを探して下記のメモリを使っていました。8GB×2で使用していました。
上記の環境でPSO2やPUBG、ドーントレスをプレイしていましたが、特段問題なくプレイ出来ていました。基本的にはゲームについてはグラボの性能に依存するところが大きいと思いますが、今回は据え置き。
今のままでも使えないわけではなく問題ないなのですが、7年も経ったらそろそろ交換時期かなと思い変えてみました。
■購入したもの
今回換装にあたり購入したものは以下の通りです。
●マザーボード
ASRock Intel Z390 チップセット搭載 Micro ATX マザーボード Z390M Pro4
サイズの関係上、Micro ATXを選びました。
・Intel第9世代Coreプロセッサーに対応
・NVMe SSDポート2基
・メモリスロット4基
上記三点を鑑み、今後の拡張の為にも良いかなと思いチョイスしました。価格も2万円を切っているので予算内だったのもありますね。
日本語説明書付きでもありますが、ほとんど説明書は見ずとも換装できるので、必要な方にはありがたいかもしれません。
●CPU
INTEL Core i5 9400F
マザボが対応しているCPUで探したところ
・第9世代でコスパが良い
・2万円以下の低価格
ということでチョイスしました。こちらを使う場合は内蔵GPUがないためグラボが必須ですが、以前のグラボをそのまま流用するので問題なし。その分価格が抑えられているのが助かります。
●メモリ
CORSAIR DDR4-2666MHz 8GB×2枚
もうメモリは探すのも億劫になっていたので、マザボを探していた時にセット販売されていたものをチョイス。色違いや光るものだと値段が高くなっていましたが特に気にしないので黒にしました。
注意点としてはUEFIを立ち上げメモリークロックのXMP2.0を選ばないと2666Mhzでは動作しないそうなのでしっかり設定しないといけませんね。
この他のグラボ、電源、ケース、SSD等はそのまま流用という形で換装しました。
■換装の手順
現在使用しているOSはWindows10です。そもそもCPUのサポートOSがWindows10 64bit版になっていますのでそれを前提にご説明します。
①マイクロソフトアカウントと紐づける
マザボを換装してもSSDがそのまま使えるように、Windows→設定→アカウントを選択してMicrosoftアカウントでのサインインに切り替えます。
Microsoftアカウントを持っていない場合には事前に作っておきましょう。この作業をしておけばスムーズに移行が可能です。
②PCケースを開けて写真を撮る
初めて換装する方にはPCケースを開けた後にどのケーブルがどこにつながっているかとっておいた方がいいです。今回購入したマザボでは日本語マニュアルがついていて、簡単な絵と共に接続方法が書いてあるので分かりやすいですが、そうでない場合には困ってしまうので念のため撮っておきましょう。
③ケーブルを抜いてケースからマザボを外す
電源ケーブルはもちろん、マザボに接続されている全てのケーブルを抜き、ケースに固定するためのネジを外すことによりケースからマザボを取り出すことが出来ます。ホコリがたまっていたりもするのでケースのお掃除もお忘れなく!
また、I/Oパネルも外しましょう。新しく購入したマザボに付属品として新しいパネルが同梱されているのでそちらを装着しましょう。特にネジ等は必要ない場合が多いので簡単に取り外しが可能です。あまり強く押し込めるとパネル自体が薄いため曲がったり折れたりする場合があるので気を付けましょう。
④新しいマザボにCPUを装着
今回購入したCPUには一応説明書はありますが英語です。ただし、絵での説明で事足りる程度ですのでご安心を。レバーをサイドに引っ張りながら持ち上げるとCPUソケットが空きます。黒いプラスチック製のカバーを外し、その部分にCPUを装着します。
CPUの四隅に一カ所だけ▼マークがあるので、そこを左上になるようにそっと置くとソケット本体の突起とぴったり合うようになり装着が出来ます。あとはソケットを元の通りに戻すだけです。手前の金具にしっかりソケットが収まっているかだけ確認しましょう。
⑤CPUクーラーを取り付ける
今回購入したCPUにはリテールクーラーが付属しており、CPUグリスもクーラーに塗られています。気になる方は別途購入するのがいいと思います。
ちなみに、古い方のCPUクーラーを外してみたらグリスがほとんど乾いてしまっており塗りなおさないといけない状態でした。このまま使っていたら最悪熱暴走の可能性もありましたね・・・。
話がそれましたが装着は簡単です。CPUソケットの四隅に穴が開いているので、そこに合うようにCPUクーラーをセットします。セットしたら四隅のピン(矢印のついた部分)をグッと押し込みます。
カチンと音がしますのでしっかり装着できているか確認してください。その後、マイナスドライバーで矢印の方向へピンを回して固定完了です。
⑥メモリやグラボを付ける
メモリはソケットとしっかり合うように向きに気を付けて装着、今回購入したCPUでは内蔵GPUがないのでグラボは必須。こちらもしっかり装着しましょう。
⑦ケースに固定する
ケースに固定する前に配線し試しにつけるのもありですのでここはご自由になさって下さい。私は後でまた配線を外して付け直すのが面倒なので先にケースへ付けてしまっています。
⑧配線を繋ぎなおす
手順②で撮った写真を参考にしながら配線を繋ぎなおします。説明書にもどの部分がどの機能かというのがしっかり載っているので問題はないかと思います。
⑨パソコンを起動
これでPCが起動すればOK。起動しない場合は配線の確認、メモリなどがしっかり装着できているかを確認してください。
■PSO2ベンチマークで比較
正味30分程度で換装完了、無事起動も出来て安心しました。そしてせっかくなので「PSO2ベンチマーク」を使ってどれだけ変わったかを測ってみました。
換装したのはCPUとマザボ、メモリの3点です。4K対応のテレビに接続していざチェック!
●換装前
スコアは10377でした。もちろんこれでも快適にできるので問題はなし。
●換装後
スコアは34551でした。換装前と比べると3倍ちょっとスコアが伸びましたね!まぁPSO2をやるにあたって困っていたことはないので特にどうということはないのですが、今後新たな重いゲームをやるときには助かりますね。その時にはグラボの買い替えも検討の必要はありそうですが(ΦωΦ)
試しにPSO2にログインしようとしたところ、最初にメール認証にてSEGAより確認の通知がありましたが、その後無事プレイ可能でした。
トンネルの時間が短くなり、今まで以上に快適にプレイ出来ました!地味なところだとSSを撮った時のちょっとした間もなくなりスムーズに出来ました。
■まとめ
今回は慣れ親しんだパソコンのバージョンアップを図ってみました。どのマザボにしようかなと色々と悩みましたが、今後の拡張性と省スペース性を兼ね備えたものをチョイスできてよかったです。
私自身、パソコンにすごく詳しいぞ!というわけではないですが、結構簡単に変えられるものだなぁと感心しました。今後はグラボやSSD、メモリ、CPUクーラーを変えたりといったところでしょうか。
恐らくゲームがメインになるのでグラボが真っ先に交換になりそうな感じがしますが、予算とやる気と必要性が今のところないので、それはまた別途記載できればと思います(*'▽')
<2020年2月1日 追記>
リテールクーラーを使っていたところ、CPUの温度がゲーム中は60~70℃まで上がっていました。あんまり熱すぎるのもよろしくないので試しに新しいCPUクーラーを買ってみました。
<虎徹 Mark II>
有名で定番のCPUクーラー「虎徹 Mark II」です!冷えると評判ですがサイズがちょっと大きい!また、現状のケースではフロントファンがつけられないのでケースも新調しちゃいました!
<Thermaltake Versa H17 ミニタワー型PCケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00>
配線も隠せる、マグネット式ファンも前面に3つ付けられる(そんなにいらないけど)というのと値段でチョイス!
ササッと換装したところ、虎徹のヒートシンクがギリギリ収まりました(=_=)
配線を隠す方は広くなってもマザボ側の奥行はそんなに変わらないというちょっと危ない状況でした。でもしっかりふたも閉まったのでよし!
負荷をかけても40~50℃におさまるようになりました!排気ファンも静かになってこんなに変わるのかと驚きました('ω')
そして何を思ったか、グラボと電源も新調してしまいました!結局一台組み上げた形になりました( ゚Д゚)
4Kでより重たいゲームをしたい!という単純な動機からRTX2070superを購入( ゚Д゚)
<RTX2070super>
一番高いパーツとなりました…。これなら最初からCPUとマザボもケースも考え直したのに!とまあ、レビューはまた別記事で書いてみたいと思います(*'▽')
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